2018年5月5日(土)に汐留BLUE MOODで行われた『YOUNG GUITAR Special Session Feat.菰口雄矢、ニック・ジョンストン』に参戦してきましたので、その感想・レポを書きます。
と言いつつ、本当は「感想・レポ」を装ったただのしょぼい日記です。
「ニック・ジョンストンって誰だよ!」という方は、こちらの記事をご覧ください。
感想前にくだらないこと書きなぐってますので、感想・レポだけ読みたい方は下にある「目次」を開いて感想まで飛んでください。
曲名とか全く知らないのでセットリストはありませんよ!!(偉そうに言うことではない)
では、感想(日記)行ってみよー!
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【目次】読みたい場所に飛べます
YOUNG GUITAR Special Session Feat.菰口雄矢、Nick Johnston(ニック・ジョンストン)
ある日インスタのTL見てたらニックが「日本でライブやるでやんす!おいでやす!」という情報を発信しているのをキャッチ。
「おっ!生ニックを体験したいで!」という肉々しい(ニックだけにな!!!!)感情が込み上げてきたので、勢いだけで参戦することにしました。
汐留BLUE MOODデビュー!
私は新橋駅からのんびり歩いて行きました。(もっと最寄り駅があります)
工事しまくってるし、オフィスビルだらけやし…本当にこんな所にあるんかいな…と不安になりながらトボトボ歩きました。
でもちゃんとありました。
付近が工事中なので、看板も分かりやすくダブルスタンバイ。
高層ビルの片隅にありました。
相変わらず写真下手かよ!!!全然場所の感じが分かんねーよ!!!と自分にツッコミ。
「看板撮っとけば大丈夫だろ!」という安易な考えが露呈してます。
「ブルー」が付いているので、ブルーノートとかコットンクラブ的なのを想像していたのですが、雰囲気もキャパも全然違いましたね。
BAR寄りな雰囲気なので、親しみやすいお店です。
「はい、オープン!並んでる順に自分で好きなとこ座ってねー」みたいな感じですので、ゾロゾロ入って行って好きな席に着席します。
ステージが青いライトでぼんやり光っている…
こ、これは正に…ブルームードやで!!!!!
と大声で叫びたくなりましたが、ビックリして気絶する人がいるかもしれないので止めておきました。
注文をささっと済まして開演前にステージを撮影。
ずっと見てたら目が悪くなりそうな感じの青いライトを浴びたステージをパシャリ。(変な事言うなよ)
ニックちゃんのギターとメサ・ブギーがありんす。
菰口さんのギターとボグナーアンプとボードでやんす。
千里ちゃんのドラムセットの要塞感を見てるだけで上がるぅー!!
開演まで「わくわく感とめちゃくちゃ暇」の狭間を、お酒を嗜みながらを待ちました。
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出演メンバー
ニック・ジョンストン(Guitar)
菰口雄矢(Guitar)
二家本亮介(Bass)
川口千里(Drums)
である。
※名前の部分に公式HP貼っておきましたので、興味のある方はご覧ください。二家本さんはブログのページになってます。
ニック・ジョンストンを見るのは初めてで、千里ちゃんは3度ほどありますかね。
で、ですね…非常に言いにくいんですけど、菰口さんと二家本さんの事は存じ上げてなかったです。
もっと簡単に言いますと…知りませんでした!!(簡単に言う意味ある?)
これはかなりの勉強不足だと自負しております。
特に私自身ギターを弾いているのにも関わらず、菰口さんを知らなかったのはとても恥ずかしい気持ちになりました。
それぐらい素晴らしい演奏だったんですよ。
家に帰って調べてみたら、TMレボリューションのバックで弾いているとの事。
見てる…。
TMレボリューションのギターの人上手だなって思ったこともある…。
菰口さんの演奏が収録されているCDも持ってました。
うーん…。
なんだろうね。
なんで今まで気が付かなかったんだろうね…。
二家本さんも数々の大物とステージを共演されてる素晴らしいベーシストでした。
もう少しアンテナ貼らなきゃな…と反省しました。
感想・レポ
1stステージ
照明が落ち、菰口さん・二家本さん・千里ちゃんが出てきて演奏が始まる。
菰口さんの曲。
もうね、凄い。
菰口さんの事知らなかっただけにね、ギタープレイに「ふぁ!!!!??」ってなりましたよ。
アドリブでもミスタッチが全然ないしね。
音数が多くて早いフレーズ弾いているのに…。
バシバシ決めてく。
「わいなんでこんな凄い人知らんかったんや…日本にもこんな人がいる時代なんけ?」と。
二家本さんも千里ちゃんも凄い。
思わず笑っちゃうよね。
あと、久々にハイゲインなライブ見てるなって感じがしました。
最初ちょっと「うるさ!」と思ったもん。
やっぱ耳も落ち着いてきてるのね。
菰口さんの音は厚みがあってトリオと思わせない重厚感というかリッチなサウンドが印象的。
弾いてて気持ちいいだろうなーと。
とか考えてると、キメの時にみせる千里ちゃんのデカいスネアの音に現実に思考が引き戻される。
あの小柄で細いボディのどっからあの音出す力が出とるんや…。
謎である。
菰口さんはトークもお上手で会場を沸かせてました。
本来は菰口さんの曲もニックとやるつもりだったらしいです。
が、「ニックが多忙で覚えてきてない」という理由で3人でやってるんやで!と。
「多忙と言われてもこれも仕事じゃないのかよ」「まぁ、曲覚えてこない事は外国人あるあるですけどね」と言って、腑に落ちない気持ちを笑いに変えてました。
MCでも触れてましたが、菰口さんとニック・ジョンストンが同い年で「30歳」だそうです!
YOUNG GUITAR Special Session Feat.菰口雄矢、ニック・ジョンストンした!
色々あったけど、良い意味で適当なところが笑、やりすかった!またやりましょう!こう見えて同い年 pic.twitter.com/NoodyyArUQ
— 菰口 雄矢 (@Yuya_Komoguchi) 2018年5月5日
菰口さんも30歳に思えないほど見た目が若いし、ニックはデカすぎるし、千里ちゃん小さ過ぎるし、情報が多い写真だな。(謎のクレーム)
その後も息を飲むような3人の演奏にお酒が進む進む!
普段しないお代わりなんかしちゃってね、最高。(楽しくて浮かれてる)
個人的に千里ちゃんのドラムはハイハットがなんか気持ちいいなって感じましたね。
音なのか使い方(フレーズ)なのかはド素人の私には分かりませんが。
手数だけじゃないやで!という所も随所に光ってます。(当たり前か)
菰口さんに関しては、引き出しが凄く多い部分に驚いた!
ちょっと見たら「あ、この人なんでも弾けそう…。」と思わせる程の音とフレーズの使い方。
基本フレーズが速めですが、めちゃめちゃ色んなアプローチしてくるぅ!という感じで、聴いてて飽きないですね。
本当はニックと掛け合いする予定だった部分見たかったなぁー。
1stステージの終わりに満を持してニック・ジョンストンが登場。
そこで菰口さんが説明してくれたんですが、なんと…
ニックは直アンプ!!!!!
しかもシールドはお店の借り物!!!!
ギター・アンプ・クリップチューナーのみという、裸一貫のようなスタイル!
会場が笑いどよめきました。
日本語が分からないニックはこのどよめきに「?」を浮かべながら「イエイ」という感じでした。
雰囲気で陽気な性格なのだなというのが分かるね。
シンプルなセッティングに「こいつやる気あんのかよ…」と思った人も「やだ、ワイルド!素敵!」と思う人もいたでしょうね。
曲が始まるとニックはメンバーとアイコンタクトを取りながら楽しそうにしてました。
ただソロになると上を見上げ、全然指板を見ないでアドリブ取り出すんですよね。
探るように弾く。
しかも全然ミスするw
菰口さんとは対照的。
ちょっとずつエンジンの回転数を上げるように弾いてましたね。
「え?天井に譜面でもあんの?神の啓示でも受けてるの?」と言わんばかりに上を見て弾く姿はどこか神々しい。
ただニックの音が聞こえづらいのが残念…。
色んな要素があるので、原因は分かりませんが。
曲中の千里ちゃんのドラムソロに、ニックは頭を抱えて口パクで「オーマイガー」と震えていました。(というパフォ-マンス)
千里ちゃんの暴れるソロは見てて気持ちいいんだよなぁー!
音響的にもやもやした感じで1stステージは終了。
思わずため息。
いやぁ、凄い!(凄いが多め)
見るとこと聴くとこ多すぎィ!!
小休憩。
私はかなり尿意が来ていたので、一目散にトイレへ。
用を足して振り返ると少し行列が出来ていまして、手を洗ってささっとその行列の隙間を縫って出ようと思ったら、
その行列にニックが並んでて草。
従業員用トイレないんかい…と思いながら、出演者なのに一緒に並んでてなんだか凄く身近に感じましたね。(なんだこのエピソード)
2ndステージ
さぁ、クソエピソードを挟んだとこで、2ndステージだぜ!
ここからは4人でニックの曲中心にスタート。
ニックは曲が進むにつれてどんどんエンジンかかってくる感じで、凄いプレイになっていく。
めちゃくちゃ『自由』なプレイだなって。
まじで人柄が出てるわぁーって感じの弾き方をする。
フレットを押さえたら出る音だけに囚われないで、色んなとこから音出してくるなと。
直アンプだから当然手元で全部コントロールしてるし。
ピックアップの切り替えも速い。
アームは付けてないんだけど、アームダウンはブリッジの後ろに指引っ掛けてやってるし。
勿論アームアップは手でブリッジを押してる。
アームなくてもあれだけやれるんだ…って思ったもんね。
それでどんどん掛け合いが凄くなってくるの。
「そんなに弾けるんすか!?」ってぐらいニックはレガートで攻めてくる。
菰口さんもバンバン仕掛けて、スウィープやらタッピングやら飛び交って熱気が異常事態になってました。
リズム隊もグイグイ来るし、みんな異次元でホントに笑っちゃうから。
シュラプネルレコーズかよ!!とツッコミたくなったんだけど、そういえばこれヤングギター企画のライブだったね。
菰口さんもめちゃくちゃ凄いし、ニックもめちゃくちゃ凄くてもう凄い!(語彙力)
大興奮の熱気の中ライブは終了。
最高でしたね。
後からニックが物販に出てきて楽しそうにファンと交流会してました。
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終わりに
ニック・ジョンストン・菰口雄矢・二家本亮介・川口千里、全員ヤバい奴らでした。(言い方)
何食ったらあんな風に演奏できるようになるんだよって次元の人達でしたね。
凄い人見るといつも思うのですが、非常にポテンシャルが高い。
CDに収められてる音って一部分でしかないんだなって今回も感じました。(うまく言えない)
だから凄いと賞賛されるんでしょうけど。
これが確かめられて体感出来るのはライブだけやで!(謎の宣伝)
菰口さんのプレイにも本当に驚かされたので、また是非見に行きたいなと感じました。
ニックはプレイもそうですけど、人柄が好きでしたので、より好きになりましたね。
ニックは8月にツアーでまた日本に来るそうなので、「今回行けなかった!生ニック・ジョンストン見たい!」という方は要チェックやで!
私もまた見たいから行きたい!
機材などの写真
終演後にブルームード化してない状態で写真を撮りましたので、興味のある方ご覧あれ。
菰口さんのボードです。
ということで、現場からは以上です!
では、また!