2018年1月21日(日)千葉県・幕張メッセ 国際展示場 9~11ホールで行われた「ももいろクローバーZ 2018 OPENING 〜新しい青空へ〜」の感想・レポです。
因みに、本会場ではなく、隣の幕張メッセ・イベントホールでのライブビューイング(LV)の感想になります。
アベマTVでも放送されていましたし、本会場ではないので、大した感想にはならないかもしれませんが、思い出の為に書き記しておきます。
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【目次】読みたい場所に飛べます
ももいろクローバーZ 2018 OPENING 〜新しい青空へ〜セットリスト
OP映像
ーovertureー
1.Z伝説~終わりなき革命~
2.未来へススメ!
3.ゴリラパンチ
4.仮想ディストピア
5.白い風
ーMCー自己紹介
6.行く春来る春(トロッコ)
7.ツヨクツヨク(トロッコ)
8.words of mind-brandnew journey-
ーVTRー有安杏果名場面集
9.BLAST!
10.DECORATION
11.行くぜっ!怪盗少女
12.灰とダイヤモンド
13.走れ!(トロッコ)
14.モノクロデッサン(トロッコ)
ーMCー
ーメンバーから有安杏果へメッセージー
15.新しい青空へ
ー有安杏果、最後の挨拶ー卒業
ー松崎しげる登場ー東京ドーム公演発表
15.あの空に向かって
ーENDINGー
BEST発売をアルバム発表
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1月21日(日)
天気は晴れ。
今まで生きてきた中で、これ程に腰の重いライブがあっただろうか。
いや、無い。
わくわくした気持ちは全くない。
有安杏果が卒業していくのだ。夢じゃない。
ももクロの事を好きな人の大半が夢オチを願ったはずだ。
目が覚めたら、真実が偽りに変わっていてくれれば…と、何度も望みながら床に就く日々が続いたはずだ。
その願いは虚しく、21日はあっという間に訪れた。
空は青く澄み渡っていた。「空が好きだったあなた」を、送り出すのには最高の天気だ。
駅へ向かうまでの冬の空気の冷たさを頬に感じて、より現実味が沸く。
やっぱり夢じゃない。
1時間半程かけて電車で幕張へ。
電車の窓がもし開いたら、走っている電車から身を乗り出して「何で辞めちまうんだよ!杏果ー!」と絶叫していただろう。(窓が開いても絶対にするんじゃねぇ)
幕張に着き、モノノフ達、特に緑を身に纏った人の顔を見て、何とも言えない気持ちになる。
どんな心境なのか一人一人聞きたい。
そんな衝動を抑えながら、運よく座れたスタバの席で、抹茶ティーラテで暖を取る。
私が出来る「緑に貢献」はこれぐらいだ。(意味不明)
開場時間になって来たので会場に向かう。
LV会場ではメンバー達の挨拶が先にあるのだ。そのため、早めの入場となる。
やはりここでパシャリ。
本会場を、何とも言えない気持ちで見つめながら、LV会場に入る。
スタンド指定席に向かう途中に、有名人の方々からの花がズラーっと並んでいた。
ここでもグッときたよね。一言添えてあるとグッと来ちゃうよね。(その写真を出せよ)
喫煙所も近くにあったため、花のいい匂いとタバコのくっせえ臭いでなんとも言えない空気だった。(書く必要ねぇだろ)
千年ちゃんのだけしっかり撮ったけど、特に意味は無いです。
席に着き、どんな顔をしていいのかわからない顔をしながらメンバーが来るのを待った。
歓声が聞こえてきた事で彼女達が現れたのが分かった。
光の速さで立ち上がり、みんなの指さす方を見る。
が、殆ど見えない。
れにちゃんとしおりんが、人の隙間を縫って極まれに見えるぐらいだ。
杏果の姿は全く見えない。
メンバーは元気そうだし、卒業前の挨拶とは感じさせない程わちゃわちゃしていた。
杏果コールが中途半端に起きたときに「ちょっと怒るよ!」と、笑いながら杏果は遮ったが、夏菜子ちゃんが「みんな思う存分杏果って叫びたいのよ」と言ってくれた瞬間が妙に嬉しかった。
そうなんだよ。
ここに来ている人は全力で「杏果」って叫びたいのよ。
だって本人に向かって叫べるの、最後なんだもの。
だから全力で叫んだよ。
いつもと変わらない温かい空気を残しながら彼女達は去っていった。
見えはしなかったが、それが私にとって、最後の「生・有安杏果」だった。
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感想・レポ
会場が暗転し、オープニング映像が始まった。
泣くとは思っていた。
「バラード来たらヤバいだろうなぁー、最後の挨拶は流石に泣きそうだなー」と感じていた。
出来るだけ我慢しよう!とも思っていたし、思いっきり泣いた方がいいんじゃないか?とも思っていた。
そんな葛藤した考えは虚しく、
気が付いたらオープニングで私は泣いていた。
こればっかりはしょうがない。
だって想像以上だったんですもの。(何が想像以上だったかは不明)
overtureでは気をしっかり持ち、声を振り絞った。
会場の熱が異常だ。
スクリーン越しであるが、本会場の熱気も半端じゃないのがわかる。
それがまた泣ける。
5人最後のovertureが終わり、彼女達5人の姿が現れる。
有安杏果がインフルエンザで出演が叶わなかった「第65回NHK紅白歌合戦」の時の衣装だ。
約束が果たされた瞬間。
テッテー♪というイントロと共に「Z伝説~終わりなき革命~」が始まった。
一瞬で涙の堤防が決壊した。
テッテー♪(´;ω;`)ブワッ である。
もうコールどころじゃねぇ!!コールのかわりに涙が出てくる。
こんなに泣ける「Z伝説」ないやろ!!と泣きながらキレた。
「未来へススメ!」、「ゴリラパンチ」、「仮想ディストピア」と、卒業をぶっ飛ばしていく程のナンバーが続く。
少し落ち着き、常に涙目になりながらも楽しんだ。
有安杏果がコブシを聞かせる「ゴリラパンチ」は最高だよ。
あんたの歌声、最高だよ!!
そして「白い風」。
無理。
この曲、好きすぎて無理。
響けー♪始まりの…(´;ω;`)ブワッ ですよ。
ホント無理。(ギャルかよ)
アスファルト、走り出した勇気でー♪
マジ無理。(うるさっ)
涙止まんなかったけど、「白い風」は本当に聴けて良かった。
あのー…書いてて泣きそうなのだが…。
自己紹介。
最後の「有安!」。
人の苗字こんなに全力で叫ぶことないよ。
トロッコに乗り込み「行く春来る春」。
私は『幕が上がる』に思い入れが強い。
この曲を聞くと、懐かしくて温かい気持ちになる。
幕が上がるの全国行脚で、愛知の「TOHOシネマズ津島」に杏果が来た時の事を思い出した。
なぜ脳は、こんな時にこんな事を思い出すのだろうか…と不思議に感じた。
泣けるからやめてもらいたい。
恐らく、一番近くで見た杏果。
バスから下りて、集まったファンに近寄り(凄い近くに来るから驚く)、嬉しそうに「ありがとー」言いながらゆーっくり一人一人を見るように手を振り、遠くまで見渡していた。
そんなあなたが好きでした。
そして「ツヨクツヨク」。
熱量がありすぎてコールで音が聞こえないけど、「れにちゃんイェイ!」。
「words of mind-brandnew journey-」。
やっぱりこれはやらないとね。
手袋が杏果推しの元に届いたようでよかった。(何の心配だよ)
有安杏果名場面集でほっこり。
「BLAST!」、「DECORATION」、「行くぜっ!怪盗少女」とまだまだ飛ばしていく。
もう涙はとっくに乾き、かわりに汗が噴き出していた。
そこに「灰とダイヤモンド」。
今度は汗のかわりに涙が出てくる。
体がせわしない。
水分を分泌する機能がおかしくなりそうだ。
この日のTwitterで「灰とダイヤモンド」がトレンドで日本1位、世界17位になった事をここに書き記しておこう。
Twitterを砂に巻いたのは間違いなく「有安杏果」だ!(?)
トロッコ移動しながらの「走れ!」、「モノクロデッサン」。
モノクロデッサンで、前の席の女の子がギャン泣きしてて、それを見てるのが辛かった。
そしてメンバーから、有安杏果へ最後のメッセージ。
私はずっと泣いてたし、泣き疲れて頭痛くなってきて少し放心状態だった。(いいおっさんがどんだけ泣くんだよ)
夏菜子ちゃんが言った「あまりにもまっすぐすぎて伝えることできなかったけど、本当は10周年は5人で迎えたかったです」
これがホントに、ね。
小さな爆発が起こったかな?ぐらい、会場全体が涙に包まれたけど、言ってくれてよかった。
言ってくれてスッキリした、とかじゃなくてね。
モノノフの前で、誰もがモヤモヤしていた気持ちをストレートに杏果に伝えてくれた事がよかった。
その言葉に対する杏果からの回答もあったし。
そして、サプライズ曲の「新しい青空へ」。
れにちゃんが両手で顔を覆って泣く姿が、子供みたいで妙に愛らしく感じた。
最後の杏果からのメッセージ。
少し演技がかっている喋り方が気になったけど、これは「アイドル・有安杏果」をまっとうしている感じがした。
有安杏果自身も笑顔で終わりたいのだよ。
ずーっとずっと悩んで、辛くて辛くて、苦渋の決断で決めた「卒業」なんだよ。
何処か寂しい気持ちがあっても、これから歩き出す希望の方が大きいだろ!(誰にキレてんだこいつ)
そんな感じが見れてよかった。
スイッチがオンにしっかり入った「アイドル・有安杏果」を見送れた感じがした。
最後の言葉は笑顔で「バイバーイ!」。
どうだ、クッソ可愛いだろ!!ウチの有安!!
そっからのしげるちゃん。東京ドーム公演の発表。
夏菜子ちゃんの「え?こんなに近いの初めて」に笑った。
そして「あの空に向かって」。
杏果のパートはあーりんが歌っていた。
本当にこうやって変わっていくんだ。
あれだけ泣いてたれにちゃんが最後に「ついてこーい!」て言ったのはホントに頼もしいよ!
れにちゃんイェイ!!(それ言いたいだけだろコイツ)
エンディングを迎えて、あかりんが脱退した時と同じ現象が画面に起きる。
遠くの方で水木一郎の声が聞こえてくる。
「え?改名なの?」
少し驚いたが、改名もありえるな…とは少し思っていたので、どこか覚悟はしていた。
それにしても、水木一郎の声がどう聞いても「ペース」にしか聞こえない。
いや、流石に「ももいろクローバーペス」はねーだろ。勘弁してくれよ。
ご存知の通り、BESTアルバムの「BEST」でした。
ちゃんちゃん。
「どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから」
モノクロデッサンにこんな歌詞があります。
「緑」は欠けてないんですよ。
「緑」はパレットに落とされていて、ももいろクローバーZのキャンパスに描かれてますよ。
それも大きく。
しっかりと色を落としていったの。
まだまだももいろクローバーZのキャンパスは白い部分がありますから、どんな色がパレットに落とされていって、どんな絵が描かれていくか楽しみです。
私は、その絵の完成をどんな形であれ見たいです。
ただそれだけだ!!
上手い事言ったようで言えてねぇー!言えてねー!
ぜ・ん・ぜ・ん・言えてねー!!
最後に
有安杏果さん、ももクロで8年、芸能生活22年、お疲れさまでした。
私はももクロを通じて、本当に多くの方々と出会い、人生が色づき、心が豊かになり、何度も何度も、ももクロにもモノノフにも救われました。
これは「有安杏果さんがいた、ももいろクローバーZ」でなければ、ありえない事でした。
本当にありがとうございました。
重ね重ねになってしまいますが、
本当にお疲れさまでした。
端折り気味に書きましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。(それでも長い)
では、また!
モノノフの皆さん、杏果って呼び捨てにしてすみません。(今さらかよ)
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他にもつまらない参戦レポがありますのでよかったらどうぞ。